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完全直営方式の家づくり!ローコストで自由度の高い設計の秘密

家づくりにおいて、多くの人が抱える悩みは「予算」と「理想の設計」の両立です。ローコストでありながら、自由度の高い設計を実現したいと考える方にとって、「完全直営方式」は注目すべき家づくりの方法です。中間業者を通さず、施主が直接建築士と業者をつなぐこの方式では、コストを抑えつつ、希望通りの設計が実現可能です。しかし、実際にどのような仕組みでコスト削減や設計自由度が達成されるのか、不安を抱く方も多いのではないでしょうか。

本記事では、完全直営方式の仕組みやメリットについて、詳しく解説し、理想の住まいをローコストで手に入れるための秘訣を探っていきます。

完全直営方式の基本とは?

施主(家づくりを依頼する人)が建築士や工事業者と直接契約し、家づくりを進める方式です。この方法は、一括発注方式に比べて中間業者が介在しないため、余計なマージンを削減でき、施主がコストをコントロールしやすい点が特徴です。ここでは、完全直営方式の基本的な仕組みとそのメリットを具体的に見ていきます。

中間業者を排除する仕組み

通常の一括発注方式では、工務店やハウスメーカーが全体を取りまとめ、各専門業者に仕事を依頼するため、いくつかの業者を経由して家が建てられます。その過程で、各業者が自社の利益を上乗せするため、最終的な家の価格が高くなります。しかし、完全直営方式では、施主が直接業者と契約を結ぶため、中間業者が不要となり、これによって余計なコストが発生しません。

原価での建材・設備仕入れのメリット

完全直営方式の大きなメリットの一つが、建材や設備を原価で仕入れられることです。通常、一括発注方式では、工務店や建築会社が建材を仕入れ、その上に利益を乗せて施主に請求します。しかし、完全直営方式では、施主が販売会社と直接取引を行うため、建材や設備をほぼ原価で購入でき、余分な費用をかけずに高品質なものを手に入れることができます。

施主の希望を反映する設計自由度

建築士と直接打ち合わせを重ねながら、施主の希望を細部にまで反映した設計が可能です。特に、規格外の設計や特殊な建材を使用したい場合でも、制約が少なく、より自由な家づくりが実現します。この高い設計自由度が、施主にとって理想の住まいを形にする上で大きな魅力となっています。

一括発注方式との違い

工務店や建築会社があらかじめ用意したプランの中から選ぶことが多く、設計の自由度が限られることが一般的です。また、工務店に全てを任せるため、施主が細かい部分に介入しにくいというデメリットもあります。一方、完全直営方式では、施主が設計や施工の過程に深く関与できるため、思い通りの家づくりがしやすいと言えます。

ローコスト住宅を実現する秘訣

住宅を建てる際、限られた予算内で満足のいく家を作るためには、さまざまな工夫が必要です。特に、完全直営方式を採用することで、コストを大幅に削減しながら、理想の住宅を実現することが可能になります。ここでは、ローコスト住宅を実現するための具体的な秘訣について解説します。

無駄を省く家づくり

ローコスト住宅を実現するためには、まず無駄を省くことが大切です。完全直営方式では、工務店やハウスメーカーの中間マージンが発生しないため、余分な費用をかけずに家を建てることが可能です。また、施主が自ら業者と直接契約を結ぶため、どこにコストがかかっているのかを明確に把握することができ、無駄な支出を防ぐことができます。

施工コストの削減方法

完全直営方式では、施主が直接業者と交渉するため、施工コストをコントロールしやすくなります。例えば、地元の業者を選定することで交通費や資材運搬費を抑えたり、工事のスケジュールを調整して効率よく施工を進めることで、施工費を削減することが可能です。さらに、必要な工程や作業を見直すことで、無駄な作業やコストが発生しないようにすることが、ローコスト住宅の実現に繋がります。

原価で手に入れる設備と建材

完全直営方式の最大の利点の一つは、建材や設備を原価で手に入れられることです。一般的な一括発注方式では、工務店が建材や設備を仕入れ、そこに利益を上乗せしますが、完全直営方式では施主が直接、販売業者やメーカーと契約を結び、原価で仕入れることができます。これにより、予算内で高品質な設備や建材を導入することが可能となり、コスト削減に大きく貢献します。

維持費用も抑える設計

ローコスト住宅を実現する上で、施工費用だけでなく、長期的な維持費用を抑える設計も重要です。例えば、断熱性能を高めることで、冷暖房費用を削減できる省エネ住宅を実現したり、メンテナンスが少なく済む素材や設備を選ぶことで、将来的な修繕費用を抑えることができます。こうした工夫により、建設費用だけでなく、長期的なコストパフォーマンスも高めることが可能です。

完全直営方式が提供する高い設計自由度

完全直営方式の家づくりでは、施主の希望を最大限に反映させた自由度の高い設計が可能です。通常の建築方式では、既存のプランや規格に縛られることが多いですが、完全直営方式では制約が少なく、施主の理想に近い家を作ることができます。ここでは、設計自由度の高さがもたらすメリットについて詳しく解説します。

規格外の注文にも対応可能

一括発注方式では、提供されるプランがあらかじめ決まっているため、規格外の注文には追加料金が発生したり、対応できないことがあります。しかし、完全直営方式では施主が設計士と直接やり取りを行うため、規格に縛られることなく、独自のデザインや特殊な要望にも柔軟に対応できます。例えば、広めのキッチンや天井の高いリビング、大きな窓を設けるなど、施主のこだわりを反映した設計が可能です。

細部までこだわった設計の実現

完全直営方式では、間取りだけでなく、内装や外装の細部まで施主の希望を反映させることができます。例えば、壁材や床材、照明器具の選定に至るまで、すべて施主が選ぶことができるため、家全体を統一感のあるデザインに仕上げることが可能です。施主が建築士と直接相談しながら進めることで、理想の家を実現するための細かなこだわりも実現しやすくなります。

住宅の将来性を見据えた設計

完全直営方式では、現在のライフスタイルに対応するだけでなく、将来的な家族構成や生活スタイルの変化を考慮した設計も行いやすくなります。例えば、子供が成長した後に部屋を分割できる構造や、将来的にバリアフリー対応が必要になる場合を見越した設計など、長期的な視点で家づくりを進めることが可能です。これにより、住む人のライフステージに合わせた柔軟な対応ができる住宅を実現します。

住宅性能のカスタマイズ性

住宅の性能面においても、完全直営方式では施主のニーズに合わせてカスタマイズが可能です。例えば、断熱性能を高めた省エネ住宅や、最新の設備を導入してスマートホームを実現するなど、施主の希望に合わせた性能の調整ができます。標準プランでは得られない高度な機能や技術を取り入れることで、より快適で長く住み続けられる家を作り上げることができます。

安心感を高める完全直営方式の特徴

ローコストで自由度の高い設計が可能なだけでなく、施主にとっての安心感を提供する点でも大きなメリットがあります。家づくりにおいては、予算や設計だけでなく、透明性や信頼性、アフターサービスも重要な要素です。ここでは、完全直営方式がもたらす安心感について詳しく解説します。

透明性の高い費用構造

費用が明確であり、コストの透明性が高いのが大きな特徴です。一括発注方式では、費用が「一式」としてまとめられることが多く、どこにどれだけのコストがかかっているのかがわかりにくいことがあります。しかし、完全直営方式では、各業者との契約や資材の仕入れ費用が詳細に明記されるため、施主はどの項目にどれだけの費用がかかっているのかを把握できます。この透明性により、予算を正確に管理し、安心して家づくりを進めることが可能です。

コンストラクションマネージャーの役割

施主が直接業者と契約を結びますが、すべての打ち合わせや調整を施主が行うわけではありません。建築士がコンストラクションマネージャー(CMr)として、施主の代わりに各業者との調整や契約を代行します。これにより、施主は専門的な知識がなくても安心して家づくりを進めることができます。また、CMrが施主の意向を反映した指示を業者に伝えるため、細かい要望もしっかりと反映される点が大きな利点です。

煩雑な手続きを代行する仕組み

施主が直接業者と契約を結ぶため、手続きが多くなるのではないかと心配する方もいますが、実際には建築士がその手続きを代行します。契約書の取りまとめやスケジュールの調整、細かな書類作成など、煩雑な部分をプロが代行することで、施主が手間をかけずにスムーズに家づくりを進めることができます。この代行の仕組みにより、手続きの負担を感じることなく、安心して家づくりに集中できるでしょう。

充実したアフターサービス

家を建てた後のアフターサービスも、完全直営方式では充実しています。施工業者や建材メーカーとの直接契約があるため、万が一のトラブルが発生した場合でも迅速な対応が可能です。また、保証期間やメンテナンスサービスなど、アフターケアがしっかりしているため、長期的に安心して住み続けられる家が実現します。透明性のある契約としっかりとした保証が、施主にとって大きな安心材料となるでしょう。

ONENESS設計企画仙台の完全直営方式

完全直営方式を採用し、お客様に最適な家づくりを提供しています。中間業者を排除することで、コストを抑えつつも、高品質で理想的な住まいを実現できるのが特徴です。ここでは、ONENESS設計企画仙台が提供する完全直営方式の具体的な強みについてご紹介します。

コスト削減と高品質の両立

中間業者を通さずに直接業者と契約するため、余分なコストをカットし、ローコストでありながら高品質な住宅を提供できます。例えば、建材や設備を原価で仕入れることができるため、一般的な一括発注方式と比べても、同じ予算内でより高品質な設備を導入することが可能です。これにより、費用を抑えながらも、施主が求める理想の住まいを形にすることができます。

施主の理想に合わせた設計の実現

完全直営方式の強みを活かし、施主の理想に沿った自由度の高い設計が可能です。施主の要望を最大限に取り入れた間取りやデザインを提案し、細部に至るまで希望に沿った家づくりをサポートします。標準仕様に縛られることなく、独自のアイデアや工夫を反映させることで、オンリーワンの住まいを実現します。規格外の要望や特殊なデザインにも柔軟に対応できるため、満足度の高い住宅設計が可能です。

一級建築士によるトータルサポート

施主と直接コミュニケーションを取りながら、要望をしっかりと反映させた設計を行うことができます。また、建築士がコンストラクションマネージャーとして、各業者との打ち合わせや契約手続きを代行するため、施主の負担を軽減し、安心して家づくりを進めることができます。プロフェッショナルな視点で細部までこだわった設計と施工管理を行い、理想の住まいを実現します。

安心と満足を提供する家づくり

家を建てる過程だけでなく、完成後の安心も提供します。明瞭な費用体系とアフターサービスの充実により、家を建てた後も安心して住み続けられる環境が整っています。ONENESS設計企画仙台では、長期的なメンテナンスやサポートも重要視しており、施主が快適な生活を送り続けられるようにフォローアップを行います。信頼できるパートナーとして、家づくりをサポートし続けます。

まとめ

完全直営方式による家づくりは、ローコストでありながら施主の理想を実現するための自由度の高い設計を可能にします。中間業者を介さないことでコストを大幅に削減し、施主が直接建材や設備を原価で仕入れることができるため、予算内で高品質な住まいを手に入れることができます。また、ONENESS設計企画仙台では、一級建築士が施主と直接打ち合わせを重ね、希望を反映した細やかな設計を提供することで、より満足度の高い家づくりをサポートしています。

さらに、建築士がコンストラクションマネージャーとして、煩雑な手続きを代行するため、施主が専門的な知識を持っていなくても安心して家づくりを進めることができ、透明性の高い費用構造も大きな安心材料です。ONENESS設計企画仙台の完全直営方式は、ローコストで理想の住まいを手に入れたい方にとって、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

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