前回の続きで地盤のことだが、補足しなければならないことがありました。
表層改良した層の下部の地耐力がＮ値＝1.8以上なければ成立せず、かなりの軟弱地盤（腐植土層含む）では住宅の長期荷重でも持たない場合があるとのことです。（失礼しました。）
地盤補強会社と繋がりのある”調査会社”は中立的な考察を記載しているように思えるが実際、他社に他の改良工事を打診しても・・・
某改良業者担当者は『現場の細部状況は報告書に記載されていない情報が必要な場合が多く、”スエーデン式サウンディング工法の簡易な調査”では実際調査した会社が有利で報告書から読み取れない情報を補足提供してもらえるかと言ったら・・・困難な場合が多く。他の工法での再検討はお断りされる場合があるとのことでした。
地盤補強会社はメジャーになればなるほど減価償却に追われ、ノルマに追われている現状は我々建築士が顧客に安心を与える仕事とは一線を画すように思えるがどうだろう。
2016-07-10 家づくりの話