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”K鉄道公園”と伝統工法

”K鉄道公園”と伝統工法 - 宮城県仙台市の一級建築士事務所ONENESS(ワンネス)仙台設計企画

東北道の県北の某インターから10分程にたまたま目にした光景・・・田園風景の中に廃線になった線路に道路が横断している光景。

廃線になる前なら遮断機があったかも…?いまはガードレールで廃線を橋の様に渡る道路デス。

”K電鉄”の遺構が今も残る田んぼの中の線路。
なんか物悲し気な光景でもある。

そういえば、
全然別な場所でしたが・・・・・ぶらタモリの 鉄道の廃線場所をテーマにした番組で
『ほそなが~い・・線路付のウナギの寝床みたいな土地を買って、喫茶店をやりたい!』
なんて言っていた様な気がした。”車輌を行ったり来たりする喫茶店‼️なんていいかも(笑)”みたいな・・・・

”K電鉄”はH鉱山からの物資輸送から人の行き来を国の発展とともに歩んできた遺構でもある。

最近、県北にある市の熱望で文化財の指定を受けた。

それに伴い旧車庫の保存が始まった。
木造部分の復元の施工は私が携わった。
腐った土台、柱、梁の交換及び補強。

本格的伝統工法の再現は、私が独立を決めスキルアップの為”古民家鑑定士”の資格に挑戦していた時にちょうど重なった。
作業は大工が乗り込む前の基礎が相当な困難の連続で既存の基礎に補強するにも昔ながらの地。

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業(木端立)を崩さぬよう補強していく、崩れそうな躯体を支持金物(サポート)で吊り上げそこに新たな基礎を新設していく。
時には玉石(束石)が出てくればそれの位置を記録し同じ場所に埋め込む・・・・・等

人は目標を持つと強いもので、寒い時期であったが、辛いと思ったことはなかった。
大工が乗り込んでから強い味方になったのが”ホームコネクター”という代物である。

前回、ブログでも紹介していたが、木材との仕口、継手に鉄筋を差し込んで樹脂で固める工法である。
柱を交換すると仕口にホゾ加工しているのが一般的であるが既存躯体を吊リながらの作業では困難を極めるがこの工法であれば柱頭柱脚の耐力は充分に確保でき、そのうえ保存の見た目も良い。金物など野暮なものは目につかない。

いかに見学者の安全を確保しつつ旧来の伝統工法を保存できるかとの一つの答えであった。
そんなこんなで私の手を離れてから半年、経ったが今頃、外構工事にはいっている頃だと思う。

2月頃現場から手を引いて本業である”ONENESS sendai”の仕事に専念して現在に至る。仕事の方もお陰様で順調に進みつつある。

それもこれも私を必要としてくれる多くの方々の支えがあってのことだと思っています。
これは、ありがたいことです。感謝!

たまたまであるが渡り鳥の聖地であるIZ沼のほとりに『古民家レストランI』があるらしい。そこで来月、古民家鑑定士のスキルアップ講習会があるのでそれに参加しようかと思います。

そのとき、”K鉄道公園”まで少し足を延ばし、ちらっと覗いてこようかと思います。すぐそばなので・・・・。

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